
アラブニュース
ロンドン:ドバイ政府メディア局によると、ドバイの首長シェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームが、個人防護具60トンをイギリスに寄付した。
シェイク・ムハンマドは中国のサプライヤーから用具を購入し、イギリスの国民保健サービスに提供した。
用具を積んだ中国からの航空機が火曜日午後、ロンドンのヒースロー空港に着陸し、さらに多くの航空機が今後数日の間に到着する見込みだ。
寄付はドバイ首長と「イギリスとの間に深く長い付き合い」があるために実現し、「首長がイギリスの医療従事者の安全の維持に貢献しようと決心した」とシェイク・ムハンマドの広報官が語ったと、BBCが報じた。
https://twitter.com/DXBMediaOffice/status/1255936545598693380?s=20
用具にはフェイスマスク、防護服、その他の必需品が含まれると、ドバイ政府メディア局は語った。
イギリスはボリス・ジョンソンによる3月25日の宣言以降引き続きロックダウンの状態にあり、木曜日時点で17万1,253人が感染、2万6,771人の死亡が発表されている。
医療従事者らは防護具不足に悩まされ、政府に対し、関連用品を最前線の医師へと届けるため、さらなる取り組みを行うよう求めた。