
ガザ市:ガザの民間防衛局は20日、パレスチナ自治区北部の民家を狙ったイスラエル軍の空爆による死者が23人に上ったと発表した。
「ジャバリアの住宅を狙ったイスラエル軍の空爆で、民間防衛チームは昨夜から今朝にかけて11人の遺体を収容した」と同局のムガイル報道官は述べた。
「これは、昨日の攻撃時に発見された12人の犠牲者に加えてのことだ」と彼は付け加えた。
ガザ北部のジャバリア地区は、ハマスのイスラエル攻撃を受けて2023年10月7日に戦争が始まって以来、イスラエル軍の攻撃の焦点となってきた。
軍は、武装勢力を一掃したと発表した後、ハマスの戦闘員がそこで再編成を行ったとして、何度もこの地区に戻ってきた。
木曜日、イスラエルはこの地域で別の攻撃を行い、以前は警察署だった場所を攻撃したと救助隊が伝えた。
当初は9人が死亡したと発表していたが、この攻撃による犠牲者は11人に上ったとムガイル氏は述べた。
軍は木曜日、ハマスの「指揮統制センター」を攻撃したと発表した。
イスラエル軍の攻撃は金曜日も続き、民間防衛局は、南部の都市ハーン・ユーニスのアル・マワシ地区でテントが攻撃され、少なくとも5人(夫婦と3人の子供)が死亡したと報告した。
マフムド・バサル報道官は、死亡した女性は妊娠していたと述べた。
ハマスが運営するガザ保健省によると、イスラエルがハマスとの2カ月間の停戦を破棄して3月18日に攻撃を再開して以来、ガザでは少なくとも1978人が死亡し、戦争全体の死者数は5万1355人に達した。
AFP