
カイロ:エジプトがコロナウィルスの拡散を抑えるためのロックダウンを緩和し、土曜からカフェやレストラン、礼拝所、映画館、スポーツクラブを部分的に再開すると、ムスタファ・マドブーリー首相が発表した。
夜間の外出禁止が3月に課せられ、午後8時から午前6時の間の移動が制限されていたが、最近数週間で緩和された。
外出禁止は午前0時から午前4時まで実施すると、マドブーリーは火曜のテレビ演説で述べ、6月27日から有効となる多くの決定を発表した。
「我々にはこのパンデミックを、目前の最良の結果と最少の損失で乗り越える能力がある」と、彼は述べた。
同首相は、ロックダウン緩和の最初の段階として、カフェとレストランが収容人数を25%に減らして営業を再開すると述べた。
カフェとレストランは午後10時まで客に開放し続けることが許可され、小売店は夜9時まで営業できる。
マドブーリーは、エジプト人の間で人気の社会的な活動であるシーシャ(水タバコ)の喫煙は、伝染病の拡散を防ぐためまだ禁止されていると警告した。
また、この信仰深い国のモスクや教会での毎日の礼拝も再開するが、大勢の信徒を引き付ける週末の礼拝は依然として停止されるとも述べた。
映画館やカルチャーセンター、スポーツクラブはソーシャルディスタンスを確保するため25%の収容人数で再開し、公共交通機関の運行時間延長が予定されている。
ビーチや公園は立入禁止が維持される。
AFP