
・テブン氏は、一部の「政府高官」当局者らがCOVID-19で体調を崩しているため、自主隔離を行っている
・「兄弟姉妹たちに、私は元気で健康であり、仕事を続けられると断言する」と彼は述べた
アルジェ:75歳のアルジェリア大統領、アブデルマジド・テブン氏は、一部の「政府高官」当局者らがCOVID-19で体調を崩しているため、自主隔離を行っている、と彼は土曜日にツイートの中で述べた。
テブン氏は、前任者のアブデルアジズ・ブーテフリカ氏が、20年にわたり握ってきた政権から追放させられた、数ヵ月に及ぶ集団での抗議運動の最中に行われた選挙で、12月に政権を握った。
「兄弟姉妹たちに、私は元気で健康であり、仕事を続けられると断言する」と彼は述べ、彼の決断は医療スタッフの助言により下された、と述べた。
世界的なパンデミックで、同国家の歴史的に見て贅沢な支出を賄ってきた、石油やガスによる収益の減少でもたらされた長期的課題に同国は直面しているため、アルジェリアの経済は打撃を受けた。
これまでに、アルジェリアでは正式に、2,000人近くの死亡者数とともに、コロナウイルスによる55,000人以上の感染者数が確認されている。
パンデミックによって、1年以上続いたアルジェとその他都市の毎週行われた集団での抗議運動デモ行進は食い止められたが、政治的課題は残っている。
テブン氏は、議会や司法の政権を拡大する一方で、大統領の任期を制限するアルジェリアの住民投票に対して変革を要求した。
しかし、指導者のいない抗議運動に参加した多くの人々が、旧支配階級に取って代わり、軍を政治活動に関与させないようにする中心的目標が、依然として満たされていない、と考えている。
アルジェリア国民は、テブン氏や同国の強力な軍司令官らが、抗議運動から心機一転するため高い投票率を求める中で、11月1日に新たな憲法に向けた住民投票で投票を行う。
ロイター