
ガザ:パレスチナの武装勢力がイスラエルにロケット弾を発射したため、イスラエルはガザ地区を空爆した、とイスラエル軍は日曜日に述べた。
国境の両側で死傷者は報告されなかった。イスラエル警察は、土曜日の夜にガザ地区から発射されたロケット弾により、南部の都市アシュケロンの工場が被害を受けたと発表した。
イスラエル軍は、軍の航空機がガザを支配するイスラム武装集団ハマスに属するいくつかの軍事施設を攻撃したと述べた。
ロイター通信によると、夜明け前の攻撃はガザ市とガザ南部の都市ラファフとハーン・ユーニスの標的を直撃し、いくつかの場所から炎と煙が上がるのが目撃されたという。
ロケット弾を発射したことについて、ガザの武装組織からすぐに犯行声明は出されなかった。イスラエルとハマスは2014年に最後の戦争を行って以降、何度か砲火を交わしたものの、ここ数カ月間は、両者の国境はおおむね静かだった。
同軍は声明のなかで「テロ組織ハマスは、ガザ地区で起き、そこから生じているすべての出来事に責任があり、イスラエルの民間人を標的としたテロ活動の責任を負うことになるでしょう」と述べた。
ガザでは、ハマスのフォージ・バルフーム報道官がイスラエルの新たな行動の激化を非難した。
「イスラエルはガザを封鎖し、攻撃を続けています。そのため、ガザで起こることの第一の責任は、全てガザを占領しているイスラエルが負っています。イスラエルに抵抗する勢力は自衛のために行動しているだけです」とバルフーム氏はロイター通信に語った。
ロイター通信