ガザ市:ガザ地区での新型コロナウイルスの新しい感染拡大防止対策が、パレスチナ人居住地を統治するハマスの内務省によって木曜日に発表された。
内務省は声明のなかで、ガザ地区のモスク、学校、大学、幼稚園は、高校と保育園を除き、土曜日から閉鎖されると述べた。
夜間外出禁止令も土曜日から始まり、午後6時から午前8時まで外出が禁止となる。一方、12月11日から月末までの金曜日と土曜日には、完全なロックダウンが課せられる。
その間は、店やその他の施設は午後6時までに閉店し、人々は午後6時30分までに帰宅しなければならない(以前の禁止令の規則は午後8時までだった)。
医療と政治筋は先週、ガザ地区でのCovid-19感染者の急増を警告し、状況は「制御不能」だと述べた。
パレスチナ人居住地はイスラエルの封鎖下で200万人の住民が住む小さな人口密集地であり、パンデミックの初期には国境が閉鎖され限られた人数しか入国を許可されず、検疫所で3週間の隔離が必要だった。
8月中旬まで、ガザ当局はCovid-19感染者を約100人しか確認していなかった。
しかし、過去2週間で、ガザではウイルスの抑え込みに失敗し、1日に何百人もの新しい感染者が発表され、合計23,023人の感染者と122人の死者が出た。
ハマスの指導者ヤハヤ・シンワル氏も最近ウイルスに感染した1人だとハマスは火曜日に発表した。
AFP通信