
アンマン:ヨルダンの内務大臣と法務大臣が、コロナ感染拡大防止の公衆衛生規則に違反したとして日曜日に更迭され、国王令により後任が指名された。
王室の発表によると、2名はビシェル・アル・ハサウネ首相から辞任を求められ、その措置は直ちにアブドゥラ2世国王の承認を受けたという。
政府関係者の情報によれば、彼らはコロナを食い止めるために発令された「緊急事態法に違反した」として告発されている。
ヨルダンのニュースサイト『アモン』によると、サミール・モバイディン内相とバサル・タルフーニ法相は、アンマンのレストランで総勢9人のディナーに参加したという。法令では最高6人までと定められていた。
副首相で地方行政を担当しているタウフィク・クリシャン氏が、新たな内務大臣に任命された。
法務大臣には、法務副大臣のアハマド・ジアダ氏が指名された。
コロナ感染者の急増を受けて今週、ヨルダンはコロナ関連の規制を厳格化し、先月緩和されたばかりの昨年3月に課された規則を復活させていた。
先月ワクチン接種を開始したヨルダンは、1050万の人口のうち38万6000人以上の感染者、4675人の死者を公式に記録している。