
モハメド・アブ・ザイド
カイロ:エジプトのサーメハ・シュクリ外相は、エジプトの水利権を毀損することがあればそれは敵対行為となると警告した。
シュクリ外相は声明の中で国際法に言及し、この問題は、外交措的措置と国際的関係者の介入を通じて対処されなければならないと述べた。
外相は、エチオピアが国際法の枠組みの外で一方的な措置を取り続けていると述べ、同国の強行姿勢について強調した。
外相はまた、エチオピアは次の7月にダムへの2回目の貯水を実現しようとしているが、その前に協力してエチオピアに考えを変えるよう説得するための取り組みとして、エジプトはスーダンと緊密に調整を行なっていると述べた。
もし被害が発生した場合、下流の2ヶ国は国家と水の安全を守りエチオピアの無責任な行動に対処するための措置を講じると外相は述べた。
カイロでのロシア外相セルゲイ・ラブロフ氏との会談前夜、シュクリ外相は、エジプトはロシアがルネサンスダムの問題について前向きな役割を果たすと信じていると述べた。