
アラブニュース
ドバイ:ブルームバーグのワクチントラッカーによると、1,550万回分の投与を終えたアラブ首長国連邦は、世界で最もワクチン接種の進んだ国となった。
同国のワクチン接種プログラムは、現在までにUAE人口の72.1%以上へワクチン接種を完了している。UAEはこれにより、100人当たりの合計投与数で見ればセーシェルを抜いて第一位となった。
保健予防省のアブダル・ラフマン・ビン・モハンマド・ビン・ナサール・アル・オワイス大臣は声明で、新型コロナウイルスのパンデミックに立ち向かうための最新の成果を称えた。
「国のリーダーシップによる先を見越した構想が、新型コロナウイルスの引き起こした課題への対処を可能にしました」と、ワクチンの豊富な提供を実施し、予防接種を受ける重要性に関して認識を高めた保健セクターの取り組みについて強調しながら大臣は述べた。
UAEの保健予防省は4日、ベータ株、デルタ株およびアルファ株の変異種事例へ対抗するため、モデルナ製新型コロナワクチンの緊急登録承認を発表した。
同省は4日、1,599人が新たに新型コロナウイルスに感染し、3人の死亡が記録されたことも報告している。