
アラブニュース
ドバイ:犠牲祭休暇中に感染力の高いコロナウイルス感染症の拡大を予防するための措置として、ビジネス活動や個人・車両の移動を全面的に禁止するオマーンの措置が現在発効中となっている。
この規制は2021年7月24日に終了すると、全国日刊紙タイムズ・オブ・オマーンが報じた。
新型コロナウイルスの懸念や問題への対処を担当する省庁間組織であるオマーンの最高委員会は、これまでにイード・アル・アドハーの礼拝や、犠牲祭前の伝統的なスーク(ハブタ)、大規模な集会を禁止している。
大規模集会の禁止には、家族の集い、犠牲祭の挨拶集会、犠牲祭を集団で祝うことなどが含まれる。
しかし委員会は、豪雨と洪水の影響を受けたスール州での個人の限定的な移動と、一部のビジネスの営業を許可した。
「関係当局が様々な取り組みを行ってはいるが、委員会は豪雨とワジの洪水がスール州の公的・私有財産に影響を与えていることに留意した」と、委員会の声明は述べた。
「パンデミックを抑制するために承認された対策や手順と矛盾しないような通常の状態に生活を戻すため、新型コロナウイルス最高委員会は、スール州における個人の移動とサービス店舗の営業を許可することを決定した」と、声明は付け加えた。
外出禁止令は7月20日火曜日と21日水曜日の午前7時から午後5時まで解除される。