
アラブニュース
ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)は、国連安全保障理事会の会合において、航行に対する脅威に対抗する地域的および国際的取り組みへのコミットメントを再確認したと、国営通信社WAMが報道した。
本声明は、今月、安全保障理事会で議長を務めるインドのナレンドラ・モディ首相主導のもと開かれた、海洋安全保障に関するハイレベル公開討論会にUAEが提出したものだ。
UAEの声明は、世界経済において海上輸送が果たす極めて重要な役割を強調し、最近のアラビア半島における海洋安全保障への脅威を鑑みても、海洋安全保障と環境の持続可能性は相互に関連していると強く主張した。
声明では、世界のエネルギー資源の約3分の1がホルムズ海峡を通る船舶によって輸送されることを考えると、今回の海上攻撃は、当該地域だけでなく世界全体に影響を与えるものだと強調した。
また、世界経済と安全保障に直接影響を与える海上輸送ルートに対するあらゆる脅威に対抗することは、全ての国連加盟国にとって利益になるとも指摘した。