
ベイルート:イスラエルによるシリア中部の空軍基地へのミサイル攻撃により、6人のシリア軍兵が負傷したと国営メディアが報じた。
国営SANA通信によると、「午後9時(GMT午後6時)頃、敵軍のイスラエル兵が…T4軍事空港に向けて一斉にミサイルを発射した」と伝えた。
また「この攻撃により、6人の兵士が負傷し、いくつかの物的損害が発生した」とも報じた。
英国に拠点を置くシリア人権監視団によると、今回の攻撃は基地内のドローン発着所を狙ったものだという。
2011年にシリア内戦が勃発して以来、イスラエルはシリア国内で日常的に空爆を行っており、そのほとんどがイランとレバノンのヒズボラ勢力、およびシリア政府軍を標的としている。
イスラエル軍が個々の空爆を認めることはほとんどないが、シリアが宿敵イランの拠点となることは許さないと繰り返し述べている。
AFP