
エルサレム: イスラエルは火曜日、ロシアの侵攻から逃れてくる最大5千人のウクライナ人を受け入れ、戦闘前に到着していた他の2万人のウクライナ人の一時滞在を容認する用意があると発表した。
この政策は、アイェレット・シャケッド内務大臣が記者会見で説明したもので、同内相は、イスラエルはイスラエルの法に基づき移民資格を与える数万人のウクライナ人の流入の可能性に備えているとも述べた。
「イスラエルは、戦闘が始まる前に多くは不法に滞在していた約2万人のウクライナ人を一時的に受け入れることになる」とシャケッド内相は述べ、ビザを超過した高齢者介護者などの滞在者や労働者に言及した。
「さらに、断じてあってはならないが、万一戦闘が合理的な時間内に終わらない場合は、彼らのイスラエルでの就労を許可するつもりである」と述べた。
シャケッド内相は、現在の戦闘から逃れて入国してきた最大5千人のウクライナ人は、このままウクライナの状況が変わらなければ、3ヶ月のビザを受け取り、職を探すことを許可されるだろうと述べた。
欧州連合(EU)は火曜日、加盟国はこれまでにロシアの侵攻から逃れた200万人の難民を受け入れており、さらに数百万人が後に続くことが予想されると発表した。
イスラエルは、ウクライナでの戦争を終わらせるための外交的な取り組みを行っている。先週、イスラエルのナフタリ・ベネット首相は、モスクワでロシアのウラジミール・プーチン大統領と会談し、さらにウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話会談を行った。
プーチンとベネットは火曜日に再び、電話でウクライナの紛争について話し合った。
クレムリンによると、プーチンはベネットに、月曜日に行われたロシアとウクライナ高官の第3回協議に対するモスクワの評価について話したという。
ロイター