
ダマスカス:シリア国営テレビが報じたところによると、武装勢力は2日、シリア東部で民間バスを襲撃し、3人が死亡、21人が負傷した。
同テレビ放送によると、バスはイラクと国境を接するデイル・アル・ズール州の砂漠地帯にある村の近くで攻撃された。バスが機関銃で攻撃されたのか、ミサイルで攻撃されたのか、または路肩爆弾で攻撃されたのかは明らかにされていない。
報道はそれ以上の詳細を伝えず、今のところ、この襲撃に対する犯行声明も出されていない。デイル・アル・ズールの大部分はかつて、過激派組織「ダーイシュ」が支配しており、彼らは2014年には、イラクとシリアの両国の領土3分の1を支配し、自らを「カリフ」であると宣言していた。
これまでシリア当局は、2019年にダーイシュ過激派がかつて支配していた地域を失ったにもかかわらず、こうした攻撃を、ダーイシュとそのスリーパーセルがシリア東部と中部で活動しているせいだと非難してきた。
AP