
アラブニュース
イラク国営通信(INA)が7月29日金曜日に報じたところによると、イランの支援を受けた人民動員隊(PMF)が、バグダッド北部のタルミヤ地区でダーイシュによる攻撃の試みを阻止したと述べた。
「人民動員隊の第12旅団は、バグダッド北部のタルミヤ地区を標的としたダーイシュによる攻撃を撃退し、部隊は同地区に侵入してテロ活動を行おうとするダーイシュの試みを阻止することができた」と、INAが伝えた声明で述べた。
武装勢力は、地域の安全を確保するために当該地区で反撃を開始し、逃亡するダーイシュの戦闘員を探すために保安捜査を実施したと声明は付け加えた。
イラクのPMFは、イランの支援を受けた主にシーア派民兵による国の認可を受けた傘下組織で、シーア派の有力聖職者アリ・アル・シスターニ師が国民にダーイシュへの武装を要請した際に創設されたものである。
民兵組織はテロ組織と戦うために創設されたが、PMFの最大派閥「ハシド・アル=シャービ」は結成以来、イラクの米軍に対する数十回の攻撃にも関与している。