
ガザ:ガザ地区を支配するハマス運動は4日、イスラエルに「協力」した2人を含むパレスチナ人5人を処刑したと発表した。
「4日朝、占領軍(イスラエル)に協力したとして有罪判決を受けた2人と、刑事事件で有罪判決を受けた他の3人の死刑が執行された」とハマスは声明で発表した。
ハマスは、被告には以前から「抗弁する完全な権利」が与えられていたと補足した。
ハマス内務省は、処刑されたパレスチナ人5人のイニシャルと生年月日を公表したが、フルネームは明らかにしなかった。
イスラエルに「協力」したとして処刑された2人は、1978年、1968年生まれの男性2人だった。
2人のうち年長者の方は、封鎖されているガザ地区南部ハンユニスの住人だった。1991年に「抵抗運動組織のメンバーや彼らの住居……ロケットの発射台の場所に関する情報」をイスラエルに提供したとして彼は有罪判決を受けた、とハマスは発表した。
もう一人は、2001年に「市民が(イスラエル軍の)標的になり、殉教につながる」情報をイスラエルに提供したとして有罪判決を受けた、とその声明は補足していた。
4日に処刑された他の3人は殺人罪で有罪判決を受けていた、とその声明には書かれていた。
AFP