
アラブニュース
リヤド:湾岸協力会議(GCC)と中央アジア諸国の外相は、7日にGCCのリヤドの事務局で、湾岸諸国と中央アジア諸国の戦略的対話を行う合同閣僚会議を開催する予定。サウジアラビア通信社が6日伝えた。
会議では、GCCの閣僚理事会の現在の議長でもあるサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード王子外相が議長を務める。
GCC事務局長のナイーフ・アル・ハジュラフ博士は、会談では安定、安全、平和、友好を実現し、政治、経済、文化分野における共通の利益に寄与するために、両者の戦略的関係と共同・協力を強化する分野について話し合うと述べた。
また、同博士は、8月第1週に行った中央アジア諸国への訪問で、覚書への署名を行ったことに言及し、訪問は歴史的・文化的に多くの共通の絆が存在することを踏まえ、GCCと中央アジア諸国の双方に役立つ関係構築のための制度的枠組みの確立と戦略的対話の展望を具現化することへの大きな関心を反映したものだと述べた。
To be Held at the GCC Headquarters in Riyadh Tomorrow:The GCC and Central Asian Countries’ Foreign Ministers to Hold The First GCC-Central Asian Strategic Dialogue Meetinghttps://t.co/o5eVsYbIUm#GCC#Central_Asia#UAE#Bahrain#Saudi#Oman#Qatar#Kuwait#Ministerial_Council pic.twitter.com/4fehGlAwEc
— مجلس التعاون (@GCCSG) September 6, 2022
さらに、戦略的対話のための初の合同会議では、安全、安定、発展のモデルとして地域的・国際的にGCC圏の地位を強化し、基盤を固めるというGCC諸国首脳の指示の実行において、関係をより広い分野に拡大していくための新しい段階の確立を目指すと述べた。
一方、戦略的会議とは別に、GCC閣僚理事会は7日、リヤドでファイサル王子を議長とする第153回会合も開く予定。
アル・ハジュラフ博士は、この会合では、外相らが、最新の地域・国際情勢に加えて、リヤドでの第42回首脳会議で出された最高評議会の決議の実行に関する多くの報告、さらにはGCCと各国・世界ブロックとの対話と戦略的関係に関する覚書や各種報告、話題について議論すると述べた。