
ダマスカス:アレッポ発の航空便が9日、再開する予定だ。今週初めにイスラエルが空爆を行った後、シリア第2の空港の修復作業が行われた。
6日の空爆で主要滑走路が損傷し、アレッポ空港は使用不能になっていたが、運輸省は現在、修復作業が完了し、同港は再開する準備ができていると発表した。
国営シリア・アラブ通信(SANA)が伝えた声明の中で同省は、航空交通は正午(GMT 9:00)から再開する予定だと発表した。
今回のイスラエルによる空爆は、英国に拠点を置く戦争監視団体「シリア人権監視団」によると、親イラン武装組織が使用する倉庫を標的にしていた。同港はわずか1週間のうちに2度空爆を受けた。
2011年にシリアで内戦が勃発して以来、イスラエルは北側の隣国であるシリアに対し数百回の空爆を行ってきた。イスラエルは政府軍だけでなく親イラン勢力やヒズボラの戦闘員も標的にしてきた。
イスラエルは個々の空爆についてはめったにコメントしないが、数百回の空爆を実施したことは認めている。イスラエルは、大敵イランがイスラエルの近くで拠点を築くのを阻止するために空爆作戦が必要だと主張している。
AFP