
アラブニュース
ニューヨーク:クウェートの外交官は、紛争の平和的解決を目指すあらゆる地域的および国際的な取り組みに対する同国の支持を約束した。
安全保障理事会で演説したクウェートのファハド・モハマッド・ハジ一等書記官は、「複合的な課題に直面した際の強靱性強化に向けた人への投資」という公開討論に参加していた。
クウェート通信は28日、ハジ氏が議題「平和構築と平和の維持」において、「クウェートは憲法上、平和の絶対的な信奉者であり、憲法の条文のひとつには平和が国家の目標でありアプローチであると定められており、予防外交と調停、紛争の発生防止と平和的手段による紛争解決はクウェートの外交政策の基本的柱である」と述べたと報じた。
同氏は、国連憲章は平和的手段による不和の解決を奨励しており、特に第6章は紛争当事者間のあらゆる紛争を終結させるための手順を定めていると述べた。
これは、交渉、調査、調停、和解、仲裁、司法解決、あるいは地域機関や組織、その他の選択した手段によって行われるとハジ氏は付け加えた。
同氏は、紛争の発生を防ぐための効果的な行動のための方法を検討するよう呼び掛けた。
また、地域・準地域機関が国連との戦略的パートナーシップを深めることにより、国連憲章に沿った紛争の防止と調停の分野においてそれらにより大きな役割を与えることの重要性を強調した。