
エルサレム:イスラエルの司法長官は24日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が「司法改革に個人的に関与する」と発言したことで法律に違反したと述べた。
改革案に対して抗議の声が高まる中、ネタニヤフ首相は23日、ほかの検討事項をすべて脇に追いやり、解決に至るために「あらゆる手段を尽くす」と述べた。
また、自分には制約が課されているが、首相を罷免できる条件を制限する新たな法律のおかげで、ある程度の自由を得たとも語った。
しかしながら、ガリ・バハラフ・ミアラ司法長官は首相に宛てた書簡の中でそれを否定した。
「法的な状況は明らか。判事を任命する委員会の構成も含め、あなたは司法制度変更の試みから完全に手を引かなくてはならない。そうした行為は利害相反にあたる」
「昨夜のあなたの発言や、本件に反してあなたが取るいかなる行動も違法であり、利害相反によって損なわれる」と司法長官は述べている。
ロイター