ロンドン:ムスリム世界連盟のシェイク・ムハンマド・アル・イーサ事務総長は27日、フランシスコ教皇とバチカンのサン・マルタ館内の教皇の事務所で会談を行った。同連盟が発表した。
双方は、共通の価値観や文明間の同盟に関連した多数の問題について話し合ったという。
アル・イーサ事務総長は会談後、フランシスコ教皇と教皇の居室で誠実で親身かつ深い対話を行えたことを嬉しく思うと述べた。
同事務総長は、「共通の価値観や、効果的かつ持続可能な取り組みに基づいて文明間に橋を架けることについて話し合った」としたうえで、「フランシスコ教皇の親切なもてなしと高潔な心情に感謝する」と話した。
フランシスコ教皇は、発熱で予定をキャンセルした翌日に通常の予定を再開し、27日には数多くの私的な会談を行った。