
アンカラ:
トルコ政府の関係者は、シリア政府軍が月曜日にシリア北西部イドリブのタフタナズ地域にあるトルコ軍の駐留地を攻撃したと語った。また、放送局のNTVによると、トルコ国防省の話として5人の兵士が殺害されたという。
関係者がロイター通信に語ったところでは、トルコ軍はタフタナズにおける攻撃の後、報復を行っていたという。ここにはトルコが最近、シリア政府軍の前進に対応して部隊を派遣していた。
一方、シリア北西部にある反政府勢力の最後の主要な砦で、ロシアの空爆により少なくとも5人の民間人が殺害され、この24時間で死亡者の数は25人に達したとモニターは語った。
シリア人権監視団によると、早朝の爆撃は、ここ数週間にわたりロシアが支援する政府勢力とその敵対勢力との戦闘が激化していたアレッポ州の人口が密集する村を襲ったという。
被害者には少なくとも子供1人と国内避難民のシリア人多数が含まれている、と英国に拠点を置くモニターは語った。
同監視団によると、これは、隣接するイドリブ州とアレッポ州で少なくとも20人の民間人が死亡したロシアと政権側による前夜の激しい砲撃に続くものだという。
先週の最初の協議では結果が得られなかったが、ロシアの代表団は月曜日にトルコに戻り、シリアの北西部のイドリブ州での緊張の高まりについてさらに話し合うとトルコの外相は語った。
トルコのメヴリュット・チャヴシュオール外相は、トルコとロシアの代表団が土曜日のアンカラでの最初の会合でイドリブの状況に関する提案を交換したと述べた。月曜日、さらに協議を行うためロシアの代表団はヨルダン訪問からアンカラに戻ったという。
「妥協点に到達していれば、今日の会合は必要なかったでしょう」とチャヴシュオール氏は記者団に語った。彼は、もし妥協点に達しなければ、トルコとロシアの指導者が介入することになるだろうと語った。
AFP