
リヤド:サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)は、サウジアラビアがイエメンで実施している地雷除去プロジェクト「マサム」を1年延長し、フーシ派民兵が仕掛けた爆発物を撤去できるようにしたと、サウジ通信社が伝えた。
3,329万ドルの契約により、サウジアラビアおよび国際的な専門家が、特にマアリブ、アデン、ジュフ、シャブワ、タイズ、ホデイダ、ラヒジ、サヌア、アル・バイダ、アル・ダレ、サアダなど、複数地域で活動を継続できるようになる。
このプロジェクトは、イエメン国民の苦しみを和らげるために、サルマン国王の命でサウジアラビアが実施している取り組みの1つである。
マサムには、市民を保護し、緊急の人道支援物資が無事に届けられるよう活動する32の地雷除去チームがある。そして、地元の地雷除去技術者の訓練、最新機材の供給、被害者のケアを行っている。
KSreliefの統括責任者であるアブドゥル・アル・ラビーア博士は、フーシ派がイエメンで無差別に仕掛けた地雷は無防備な民間人を標的とし、恒久的な負傷、障害、人命の損失を引き起こしており、それらを除去する上でマサムプロジェクトは重要であると強調した。
アル・ラビーア博士は、サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子に対し、イエメンと世界における人道的努力に感謝を述べた。
その間、プロジェクトの特別チームは6月の第2週に、対人地雷65個、対戦車地雷143個、不発弾1,844個、爆発装置23個を破壊した。
プロジェクト開始以来、合計404,333個の地雷が除去されている