
アブダビ:アラブ首長国連邦のアブドラ・アル=マリ経済相とフランスのオリビエ・ベヒト貿易相は、13日にアブダビで会談し、経済協力を促進する方法について協議を行ったと、エミレーツ通信者(WAM)が報じた。
協議の中心となったのは、革新的なスタートアップ、循環経済、観光、技術、ファミリービジネス、再生可能エネルギー、農業などの分野における、二国間の貿易と投資を促す方法についてだった。
「アラブ首長国連邦とフランスの関係は、全ての分野にまたがった強力で持続可能な戦略的パートナーシップによって形成されており、両国の指導者からのサポートと先進的なビジョンを備えています」とアル=マリ経済相は述べた。
そして、「最近両国で行われたハイレベルの相互訪問、特に今年5月にシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領が訪仏したことを考慮すると、両国が様々な面で二国間関係を強化したいと望んでいることを明確に示しています」と語った。
一方、ベヒト貿易相は、フランスにとってアラブ首長国連邦は地域における重要な貿易パートナーであり、先日設立されたフランス・アラブ首長国連邦ビジネス評議会は経済・貿易関係の改善に寄与していると述べた。