
アンマン: ヨルダンのアブドッラー2世・イブン・アル・フセイン国王は木曜日、英国のジェームズ・クレバリー外務大臣を迎えたと、ヨルダン通信が報じた。
フセイン・ビン・アブドッラー皇太子、アイマン・サファディヨルダン外務大臣、ジャファル・ハッサン陛下室長、ブリジット・ブリンド駐ヨルダン英国大使も会議に出席した。
アブドッラー国王は、同国と英国との根深い結びつきを強調し、いくつかの分野にわたって協力を拡大し、共通の利益のために協調を維持したいとの意向を表明した。
また、ヨルダンに対する英国の経済・開発支援や難民支援にも賛辞を送った。
話し合いは、最新の地域的・国際的動向について行われ、パレスチナ占領地における平静を促すことの重要性や、安定と和平の見通しを危うくしかねない一方的な措置の中止などが話し合われた。
アブドッラー国王は、東エルサレムを首都とする独立したパレスチナ国家の樹立を保証する2国家解決策に基づき、公正かつ包括的な和平を達成する必要性を再確認した。
会談ではまた、難民危機とその受け入れコミュニティへの影響、そして難民に対する国際援助を継続することの意義についても焦点が当てられた。
クレバリー氏は、難民を受け入れ、医療と教育を提供しているヨルダンの努力と、地域の平和に向けた同国の役割を賞賛した
クレバリー氏は火曜日から3日間、中東における英国の関係を強化するため、中東への視察を開始した。
カタール、クウェート、ヨルダンへの訪問は、英国政府が、湾岸諸国とヨルダンの市民は新しい電子渡航認証ビザ・スキームの恩恵を受けると発表した後のことである。