
リヤド:サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード王子(サウジアラビア王国外務大臣)は10月31日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と電話会談を行い、ガザ地区における即時停戦の必要性について話し合った。
電話会談でファイサル王子は、27日に発表された国連決議のなかで、即時停戦、および包囲されたガザ地区での緊急の人道的休戦の確立を求めたロシアの支持に感謝の意を表明した。
両外相はまた、ガザ地区とその周辺における最新の危険な動向について協議するとともに、民間人を完全に保護するために即時停戦を実現し、パレスチナ問題の公正かつ包括的な解決策を見出すための国際社会の役割についても話し合った。
ファイサル・ビン・ファルハーン王子はまた、最近スロベニアのターニャ・ファヨン首相ともガザの危機について話し合った。
電話会談の中でファイサル・ビン・ファルハーン王子は、27日に発表された国連決議のなかで、即時停戦、およびガザ地区の包囲された人々に人道援助を届けるルートを開放することを求めたスロベニアの支持に感謝の意を表した。
サウジ通信社の報道によると、両大臣はまた、地域における軍事的対立を減らす努力についても話しあったという。