
リヤド:イスラム協力機構は月曜日、現在進行中のイスラエルによる占領行為、特に数千エーカーのパレスチナの土地接収行為を非難した。
ジェッダを拠点とする同機構は、最近ではヨルダン川西岸地区のセバスティア村の古代遺跡が接収されている、と述べた。
OICは、これらの行為は、エルサレムを含むガザ地区とヨルダン川西岸地区にある数百の考古学的、歴史的、科学的、宗教的遺跡に対するイスラエルの差別的政策の一環であると述べた。イスラエルは「パレスチナ人の文化的・文明的遺産を抹消し、壊滅させようとしている」と同団体は述べ、これらの行為は多くの国際法や条約に対する明白な違反であると続けた。
OICは国連教育科学文化機関(ユネスコ)に対し、パレスチナ占領地の有形・無形の文化資産を保護するため、直ちに行動を起こすよう求めた。
7月上旬、イスラエルはヨルダン川西岸地区で過去30年以上にわたって最大規模の土地の接収を承認したと、反定住監視団体ピース・ナウが発表した。ピース・ナウによると、当局は最近、ヨルダン渓谷の12.7平方キロメートル(ほぼ5平方マイル)の土地の接収を承認した。同団体のデータによると、これは和平プロセスが始まった1993年のオスロ合意以来、単独で承認されたものとしては最大規模である。