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万博事務総長、サウジアラビアが大阪万博から学ぶことを期待

大阪万博は4月13日から6カ月間開催され、これまでに158の国と地域、9つの国際機関が参加を表明している。(ANJ)
大阪万博は4月13日から6カ月間開催され、これまでに158の国と地域、9つの国際機関が参加を表明している。(ANJ)
大阪万博は4月13日から6カ月間開催され、これまでに158の国と地域、9つの国際機関が参加を表明している。(ANJ)
大阪万博は4月13日から6カ月間開催され、これまでに158の国と地域、9つの国際機関が参加を表明している。(ANJ)
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15 Feb 2025 01:02:01 GMT9
15 Feb 2025 01:02:01 GMT9

アラブニュースジャパン

東京 : 2025年国際博覧会協会事務総長の石毛博行氏は、2030年の開催国であるサウジアラビアが大阪万博から学ぶことを期待すると語った。

「2030年の次の万博開催国はサウジアラビアで、彼らは非常に真剣で熱心です」と石毛氏はアラブニュース・ジャパンに語った。「彼らのパビリオンデザインは伝統的な市場、スークのイメージに基づいています。サウジアラビアが大阪を楽しみ、大阪から何かを学び、両国の万博で連携できれば大変喜ばしいことです」

大阪万博は4月13日から6カ月間開催され、これまでに158の国と地域、9つの国際機関が参加を表明している。

石毛氏はまた、死海の塩を展示するヨルダン・パビリオンについてもコメントした。ヨルダンはワディラム砂漠から20〜30トンの砂を持ち込む予定。

万博は各国にとって、自国の良さをアピールしつつ他国と交流し、外交的なつながりを持つ機会でもある。著名人の来場も期待されている。

石毛氏は、「VIPは主にそれぞれ自国のパビリオンをターゲットに、経済外交を行うために万博にやってきます。外交といえば、公式マスコットキャラクターのミャクミャクは、まさに外交官そのものです。他の多くの国も、おそらくミャクミャクに触発されて、独自のマスコットキャラクターを作っています」と述べた。

ほとんどの代表国は特別なナショナル・デーを設けるが、必ずしもその国の実際の建国記念日とは限らない。日本のナショナルデーは7月3日、中国は7月11日、アメリカは7月19日である。合計150のナショナルデーを迎えることになる。

「万博を訪れる人は、パスポートなしで世界一周旅行を楽しむことができるのです」と石毛氏は言い切った。

そして、万博会場を囲む巨大なリングはほぼ完成し、会場の建設は初期の懸念はあったが着実に進んでいると語る。

「(リングは)万博のシンボルであり、世界最大の木造建築のひとつで、一周が2キロもあります。一時は遅れが心配されたパビリオンの建設も、現在は着実に進んでいます」

万博のテーマは ”いのち輝く未来社会のデザイン”で「世界の今を知る」「未来の生活を考える」「未来社会の実験室」である。

石毛氏は次のように締めくくった。

「ご覧のように、国際社会はこの万博に大きな期待を寄せています。日本が信頼に足ると考えて投票してくれた国々が、万博を成功させてくれると信じています。開催国である日本は、万博開催という貴重な権利と機会を与えてくれた国際社会との約束を十分に守らなければなりません」

 

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