


リヤド:5月10日から16日まで米国オハイオ州コロンバスで開催された今年のRegeneron International Science and Engineering Fair (ISEF)で、サウジアラビアの学生が9つの特別賞を受賞した。本稿執筆時点では、最優秀賞の受賞者はまだ発表されていない。
今年のISEFには、70カ国から1,700人以上の生徒が参加した。ISEFは、学校生徒による研究とイノベーション・プロジェクトのための世界最大のプラットフォームと称されている。応募作品は1,000人以上の国際的な科学専門家によって評価される。
特別賞を受賞したサウジアラビアの学生は、ファティマ・アル・アルファジ(化学)、アレジ・アル・カーニとサレハ・アル・アンカリ(環境工学)、アブドゥルラフマン・アル・ガナム(材料科学)、サマ・ブカムセン(組込みシステム)である。イムラン・アル・トゥルキスタニ(エネルギー)とラナ・ヌーリ(トランスレーショナル・メディカル・サイエンス)はそれぞれ2つの賞を受賞した。
アブドルアジーズ国王とその仲間たちの英才・創造性財団(Mawhiba)と教育省が代表を務めるサウジアラビアは、2007年以来毎年この見本市に参加している。これまでに110の最優秀賞と59の特別賞を含む169の賞を受賞している。
今年のサウジアラビアチームは、200人の学生によるプロジェクトが競われた科学創造オリンピック全国大会の最優秀賞受賞者の中から選ばれた40人の学生で構成された。このオリンピックは、才能ある学生を対象に毎年Mawhibaが提供している数十のプログラムのひとつである。