



リヤド:サウジアラビアの駐日大使が、大阪で開催された2025年国際博覧会(万博)期間中のネットワーキングイベントに参加した。
サウジアラビア文化開発基金が主催したこのイベントでは、サウジアラビアの文化分野における投資機会が強調された。
タイトルは「サウジアラビアにおける文化起業家精神」。サウジアラビア・パビリオンで開催されたこのイベントでは、世界的な投資家、起業家、文化リーダーが一堂に会し、王国の文化ルネッサンスを探った。
文化研究者サバ・アル・カミス氏の司会で行われたパネルディスカッションでは、CDFのチーフクレジット兼投資担当バジル・アル・アローラ氏、バーカー・ランガムの創設者ダレン・バーカー氏、サウジアラビアの職人デザインブランドAccentsの創設者ヘッサ・アラジャジ氏が登壇した。
アルアローラ氏は声明の中で、このファンドの目的は、文化をグローバルなパートナーシップと投資の触媒として位置づけ、成功事例や分野別の機会を共有することだと述べた。
対話では、経済の多様化と社会的成長の原動力としての文化が強調され、このセクターの持続可能な拡大を促進するCDFのオーダーメイドの資金調達ソリューションが強調された。
イベントでは、2025年の「手工芸品年」に沿った手工芸品の展示や、サウジと日本の文化協力を象徴する日本人バイオリニスト川井郁子氏の演奏を通じて、サウジの芸術的遺産を称えた。
「我々の参加は、サウジの文化資産を経済的価値に変換するものだ」
「我々は、国際的な投資家と地元のイノベーターを結びつけ、ビジョン2030に沿った世界的に統合された文化経済を構築する」と述べた。
2025年大阪万博の期間中、CDFはサウジアラビアの文化エコシステムを、アクティビティ、パネルディスカッション、ネットワーキング・セッションを通じて紹介する。