Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

各国著名人、サウジ・フォーラムで世界の未来を語る

サウジアラビアのエネルギー相であるアブドゥラジズ・ビン・サルマーン王子(Twitter/サウジアラビア・エネルギー省)
サウジアラビアのエネルギー相であるアブドゥラジズ・ビン・サルマーン王子(Twitter/サウジアラビア・エネルギー省)
Short Url:
21 Oct 2020 05:10:02 GMT9
21 Oct 2020 05:10:02 GMT9

アラブ・ニュース

  • このイベントは、サウジが議長国のG20の開催中に行われる国際会議プログラムの一部となる。

リヤド―11月8日から9日にかけて、才能と創造性をテーマにした国際会議が行われ、著名な論客が世界の未来について話し合う。

このイベントは、アブドゥル・アズィーズ国王とその才能創造性有志基金(Mawhiba)、G20サウジ事務局によって行われる。

また、このイベントは、サウジが議長国のG20の開催中に行われる国際会議プログラムの一部であり、サルマン国王の後援の下、リヤド州知事のファイサル・ビン・バンダル・ビン・アブドゥル・アズィーズ王子が開会する。

会議は2日間にわたって開かれ、1日につき2つずつ、計4つの対話セッションで構成する。中心となる高官レベルの開会セッションは、「未来への想像―若者に力を与え、将来に向けて新たな地平を拓く」と題され、エネルギー相のアブドゥラジズ・ビン・サルマーン王子、教育相のハマド・アルアシーク博士、そしてユニセフのヘンリエッタ・フォア事務局長が登場する。

会議には、米国の理論物理学者、未来学者、サイエンス・コミュニケーターであるミチオ・カク、米国の天体物理学者、宇宙論学者、惑星科学者、サイエンス・コミュニケーターであるニール・ドグラース・タイソン、そして未来学者であり、人間とテクノロジーの相互作用に特化した著書があるゲルト・レオンハルトの3氏による基調講演も含まれている。

初日は、「デジタル世界―それは未来のアイデンティティをどう変えるのか?」と題した2回目の対話セッションで締めくくられる。このセッションでは、サウジアラビア・データ人工知能機関トップのアブドゥラ・アルガムディ博士、ネオムCEOのナドミ・アル・ナスル氏、マイクロソフト世界教育担当副社長のアンソニー・サルチート氏、ファーウェイのグローバル・チーフ・ガバメント・インダストリー・サイエンティストであるホンエン・コー氏が登場する。

会議2日目は、「イノベーションと起業家精神の未来」と題したセッションで開会する。パネリストのリストには、Skype共同創業者のジョナス・シェルベリ氏、Siri Inc.の共同創業者でAppleのiPhoneグループの元ディレクター・オブ・エンジニアリングであるアダム・チェイヤー氏、クリエイティブ・コモンズのアドバイザリー・カウンシルの副議長であるエスター・ウォシッキー博士、アマゾン・ドットコムの元チーフ・サイエンティストであるアンドレアス・ワイガンド氏が含まれている。

2日目の2回目のセッションのタイトルは、「グローバル・ビジョン―そのビジョンは人間性の未来をどう形作るのか?」。ここでは、全米天才児協会の元プレジデントであるサリー・クリセル氏、欧州高度有能カウンシルのプレジデントであるリアンヌ・ホーヘフェーン氏、全マレーシア天才児協会の元プレジデントであるノリアー・イシャク氏、経済協力開発機構の教育技能理事会のディレクターであるアンドレアス・シュライハー氏が登場する。

Mawhibaは、才能ある人々を発掘、採用し、彼らに力を与える主導的な国際組織であり、これまでに16万1000人以上のサウジアラビアの学生を発掘し、事業を国外へと広げている。

さらに、これまでに世界中の国際科学競技会において339回勝利をあげており、世界的に成功を収めてきた。

Mawhibaは、石油に頼らない経済に向けて突き進むためには、将来の問題に対する解決策を見出す能力を持つ世代を育成する必要があることを自覚している。この組織は、最新の科学的手法に基づいて方法論を確立するとともに、才能ある個人の可能性に投資し、その個人に力を与える活動を広げてきた。

特に人気
オススメ

return to top