
ラワン・ラドワン
ジェッダ:サウジアラビア保健省は、インフルエンザ予防接種の重要性の注意喚起に成功したと述べた。
タウフィーク保健大臣によると、同国のインフルエンザ予防接種数は、2016年に100万回だったが、2020年には500万回以上に達したという。
保健省のモハメッド・アル・アブド・アル・アリー報道官は15日の記者会見で、同国の感染状況は安定しているが、重症者の数が7パーセント増加したと発表した。
同氏は、メディナでの感染者数の急増は、予防措置や健康プロトコルに従わなかった集会、特に大規模集会によるものだと述べた。メディナでは15日、23人の感染者が確認された。同市での感染者数はここ数週間高い数値で推移しており、一日当たりの感染者数が同国で最も多くなることもめずらしくない。
サウジアラビアでは、15日に305人の新型コロナの感染者が確認されたが、これは4月以来の最も少ない数だ。
15日に確認された感染者を含め、同国の感染者数の累計は35万3255人に達した。新たに確認された感染者の内訳は、リヤドが57人、ヤンブー47人、メディナ23人、ジェッダ12人、メッカ12人、ホフフ9人、ダンマーム6人となっている。
現在の感染者は7294人であり、そのうち重症者の数は810人。357人が新たに回復した結果、同国での回復者の総数は34万304人に達した。
新型コロナウイルス感染による死亡者は合計5657人に達し、過去24時間で16人の死亡が報告されている。
同国では、新型コロナ感染対策に継続的に取り組んでおり、過去24時間に合計4万4855件のPCR検査が実施された。