• 全地域でウイルス感染者数が50人を下回る

Rawan Radwan 

ジッダ：保健省によると、サウジアラビアの高リスクグループの40万人以上が、Sehatyアプリを通じてコロナウイルス感染症（COVID-19）ワクチンの接種を受けるために登録した。

「最初のワクチンの投与を受けた参加者は、問題が発生することなく安定した状態にある。我々は、ウイルスに対する完全な免疫力を確保するために、全員が2回目の接種（追加の注射）を受けることが重要であると呼びかけている」と保健省の報道官、モハメド・アル・アブド・アル・アリ博士は述べた。

同氏は、医療従事者が1回目の接種を受けた人々と連絡を取り合い、彼らの状況を追跡し、ワクチンの製造業者が提供するスケジュールに従って、彼らが2回目の接種を受けるための予約を行うと述べた。

ファイザー社・BioNTech社のワクチンは、95%の有効率でCOVID-19感染症の症状を予防または緩和させるために、初回の注射に続いて21日の間隔を置いて追加の注射を行う必要がある。

日曜日の記者会見で同報道官はまた、過去2週間のサウジアラビアの各地域における感染率の変化を指摘した。

サウジアラビアの6つの地域は10%までのやや安定した感染者数のわずかな増加を示したが、リヤド、カーシム、ハーイル、ジーザーンおよび北部国境州は50%の減少を示した。

バーハとジャウフ地域では過去2週間で50～100%の増加を示している。日曜日のサウジアラビアの新規感染者数は162人で、感染者数の合計は361,010人となった。治療中の患者は3,010人で、そのうち416人が重篤な状態にある。 

すべての地域で新規感染者数は50人を下回った。リヤドは40人、メッカは39人、メディナは30人だった。新たに回復した患者の数は156人で、回復した人は合計で351,878人となった。サウジアラビアの回復率は97.4%となっている。

COVID-19の合併症による死者は10人増え、その数は合計で6,122人となった。過去24時間で33,275件のPCR検査が行われ、これまでに行われた検査の合計は1,060万件以上となった。