
リヤド:ジャバル・サバヤ島、ウム・アル・カマリ諸島保護区、アル・クンフダ県のアル・ジュマイアートビーチを再生するキャンペーンが国立野生生物開発センターによって開始された、とサウジ通信が報じた。
これは、国立廃棄物管理センター、国立環境コンプライアンス監視センター、およびその他の政府や民間部門の機関と協力して開始されたものである。
キャンペーンは、海洋生物の安全と生存を確保するために海洋環境を再生し、コミュニティの連携を強化し、コミュニティの人々が責任を持つ文化を普及することを目的としている。この活動は、サウジ環境週間の一環として行われている。
国立野生生物開発センターの科学チームは、ジャバル・サバヤ島のサンゴ礁の環境を調査し、その現状評価を行った。パートナーとの協力により、1トンのゴミが回収されている。
同センターのチームは、ウム・アルカマリ諸島保護区の環境再生キャンペーンの一環として、サウジ・ウォータースポーツ・ダイビング連盟の協力を得て、島周辺のサンゴ礁の清掃を行い、0.25トンあまりのゴミを回収した。
国立野生生物開発センターのCEO、モハメッド・アリ・カーバン博士は、環境とその構成要素を保護することはイスラム法に根ざすものであると言う。
また同氏は、サウジアラビアの指導者らは、環境・水資源・農業省を通じ、国の環境戦略に沿って、持続可能な開発と環境および生物多様性の保全の原則を達成するために多大な努力をしていると付け加えた。
このキャンペーンの目的は、人為的圧力の結果破壊された環境を再生することに加えて、それらの環境の現状を知り、その持続可能性のために適切な管理計画を策定することにあると同氏は言う。
この再生キャンペーンは、これらの環境やその保護の重要性についての知識を高めるために、コミュニティとの連携を通じた環境意識の向上にも焦点を当てている。
SPA