

アラブニュース
ロンドン:サウジアラビアはアフガニスタンの状況が可能な限り早期に安定することを望んでいると、 同国のアブドルアジーズ・ アルワセル国連常駐代表(ジュネーブ)が述べた。
この発言は、アフガニスタンの人道的状況に関する国連人権理事会の特別会合でのアルワセル常駐代表のスピーチの中でなされたもの。
先週タリバンがアフガニスタンの実権を掌握して以来、各国が外交官や外国人、アフガニスタン人たちの脱出支援を急ぐ中、大規模な国外避難が続けられている。
サウジアラビアは、タリバンとアフガニスタンのすべての当事者に対し、治安、安定、人命と財産を守り、アフガニスタン国民に益となるよう努力し、暴力を放棄し、安定と平穏な生活を求めるアフガニスタン国民の願いを達成するため永続的な平和を確立するよう呼びかけた。
人権の保護と尊重を強化する方法で平和を確立する努力をサウジアラビアは支持していく、とアルワセル常駐代表は語った。
また、サウジアラビアがアフガニスタンの人々、そして誰の干渉も受けずに彼らが自身で行う選択を支持することも確認した。