
アラブニュース
リヤド: サウジアラビアのムハンマド皇太子が日曜日、バーハ、ジャウフ、ジーザーンの開発を目的とした戦略的オフィスを設置することを発表した。
戦略的オフィスは、これらの地域で開発機関を設立するための基盤を築くことになる。サウジ通信社の報道によると、戦略的オフィスは3地域それぞれの強みを活用することを目指すという。
また、民間部門の関与を促す強力な投資環境の整備を確実に進めていくとしている。
戦略的オフィスの設置は、サウジアラビアのすべての地域と都市に発展をもたらすための政府の戦略の一環として発表された。
ムハンマド皇太子は、開発機関がまだ存在しない他の地域にも戦略的オフィスが設置されると述べた。
これらの戦略的オフィスは、各地域の独自性や強みに投資し、これらの地域を持続可能で永続的な経済成長の原動力にすることに焦点を当てる。
また、戦略的オフィスは開発計画に民間部門を含める予定だという。
戦略的オフィスの設置は、総合的かつ持続可能な発展をサウジアラビアのすべての地域にもたらし、雇用の機会を拡大し、基礎的なサービスやインフラを改善することで人々の生活水準を向上するという皇太子のビジョンの一環だ。
バーハはサウジアラビアで最も人気の観光地の1つと見なされている。同地域には、多くの森林があり、古代の村落や要塞が数多く存在する。
ジャウフはその肥えた土地と豊かな水資源により、サウジアラビアの穀倉地帯として知られており、サウジ全体のオリーブオイル生産量の約67パーセントを占めている。
ジーザーンには、ファラサン諸島や、紅海で3番目に大きい港と見なされているジーザーン港がある。