
リヤド: サウジアラビア当局が1週間で約15,000人を不法な滞在、労働、国境警備規則違反で逮捕した事が、公式の報告で明らかとなった。
11月4日から10日までの期間で、国内滞在規則違反での逮捕者の総数は7,511人、不法越境を試みて逮捕された者は5,872人, そして、労働関連の規則違反での逮捕者数は1,549人だった。
報告された調査結果によれば、サウジアラビアに不法に入国しようとして逮捕された353人の内訳は、66%がイエメン、32%がエチオピア、2%がその他の国籍だった。
また、34人が隣国に不法に出国しようとして逮捕され、12人が不法越境者の移送や蔵匿に関与したとして拘束された。
内務省は、サウジアラビアへの不法入国を手助けしたり、不法入国者の移送や蔵匿に関与した者は最大15年の禁固刑や最高100万サウジアラビア・リヤル (26万ドル) の罰金、車両や資産の没収に処せられる可能性がある事を指摘している。
不法な越境や滞在、労働などの疑いがある場合は、メッカとリヤド地域ではフリーダイヤル番号911で、他の地域では999か996で通報できる。
サウジ国営通信