
アラブニュース
リヤド:サウジアラビア政府は21日、スーダン軍と同国のアブダッラー・ハムドゥーク首相により署名された合意を歓迎した。
サウジアラビア外務省は「選挙を期日通りに実施することにつながる暫定政府の復元や、移管プロセスを前進させ、スーダン国民の願望の達成に貢献する、能力ある政府の形成といった新たな段階の課題について」合意を歓迎すると述べた。
同省は、平和を成し遂げ、スーダンの安全と安定、発展を維持するあらゆる取り組みについてサウジアラビアが支援することを再確認した。
21日にハムドゥーク首相と軍が署名した14項目から成る合意により、10月25日に起きたクーデターで中断していた文民統制への移行が正式に復活することになる。
合意では、暫定政権の首相を解任するとしたアブドゥルファッターフ・ブルハン将軍による決定の無効化と、全ての政治犯を解放することが宣言された。
エジプトとアラブ連盟も本合意を歓迎した。