



ファリス・アルルシュド
リヤド:定評のある技術訓練所であるサウジ電子家電製品研究所(SEHAI)は、経済産業省(METI)の大内聡審議官(製造産業局担当)と製造産業局知的財産権保護担当審議官室の原健太郎氏を歓迎した。
二人の政府当局者は、SEHAIを視察し、同研究所がどのようにワークショップを行い、また総合的な訓練プログラムを提供することによって学生が学習を修了することができると同時に彼らに明るい未来の職業を保証しているかにつき直接的に理解してもらった。
大内氏と原氏は、日本語で文字通りには製造ないし物を作ることを意味する「ものづくり」と呼ぶSEHAIの日本のエッセンス・クラスも訪問した。そこでは、訓練生は電子部品を理解するとともに電子装置を組立てることを通してそれらがどのように機能するのかを理解するようになっている。
二人の政府当局者には、SEHAIのカリキュラムが技術知識を教えるだけではなく、「技術を学ぶことは面白い」ということを訓練生に分かってもらうことを重視していることを認識してもらった。
訪問全体を通して、大内氏と原氏には、SEHAIが日本の訓練方法のノウハウとサウジの若者の熱心に学ぶ気持ちを取り入れた研究所であることを十分理解してもらった。