
メッカ:先日、メッカでカアバのキスワのメンテナンス作業が実施された。
キング・アブドルアジーズ・カアバ・キスワ製作施設およびキスワ・メンテナンス総局に代表された二聖モスク事務総局は、ルクン・ヤマニにかけられた布に集中した。
カアバ・キスワ製作施設のアムジャド・ビン・アイド・アル・ハズミ事務次長によると、修復はカアバ・キスワの通年の手入れ・メンテナンスの一環として行われた。
キスワは、21カラットの金糸120キログラムと銀糸100キログラムを使って、布にコーランの節の刺繍が施されている。
現在のキスワは、イスラム暦新年1444年ムハッラム1日(グレゴリオ暦の7月30日にあたる)に設置されたものだ。
キスワは何百年も続いている伝統に従って毎年交換されている。
新しいキスワ850キログラムの製作費は2500万サウジリヤル(650万ドル以上)と推定され、世界でもっとも高価な覆いである。
サウジ国営通信