


Ruba Obaid
ジッダ:キング・アブドゥルアズィーズ大学 (KAU) のアブドゥッラフマーン・オベイド・アル=ヨウビ学長は、水曜日のサウジ国際英語教育 (ELT) カンファレンス&エクスポで、サウジ英語教育協会の設立を発表した。
アル=ヨウビ学長は、サウジアラビア初となるこの協会がKAUに拠点を置き、王国内の英語教師向けにトレーニング、イベント、研究、学校訪問などを提供すると説明した。さらに協会は、教育省に助言や提案も行う。
「この協会は、学校や大学を問わず、王国の30,000人超の英語教育者の道標として機能することを目的に設立されました」と、KAU英語学校の長を務めるアブドゥッラー・アル=バルジ氏はアラブニュースに語った。
この地域の100名を超す英語教師がELTカンファレンスに集った。カンファレンスでは、教育機関の管理、指導アプローチ、学生心理、テクノロジー、評価とカリキュラム、国内ELT市場の可能性など、「学習者とその状況:ELT実践のグローカル化」のテーマのもと、幅広いトピックが取り上げられた。同時開催されたEXPOでは、マイクロソフト、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、ターゲット・イングリッシュ、その他多くの機関からの説明が行われた。
さらにKAU英語学校は、王国内における英語教育の改善を目的として、公立大学4校との協定を締結した。
アル=バルジ氏は、国内の英語教育者は指導方法とトレーニングの支援を必要としており、このイベントは今後も定期的に開催されることになると述べた。 「私たちは、基礎教育システムの結果が芳しくないケースが多いことに気づきました。カリキュラムが問題なのではなく、サポートが必要なのは教育者です」と同氏は話した。
10年以上英語教育に携わってきたアズマー・アル=サイード氏は、「私のセミナーは教育者と学習者を対象としており、効果的に首尾よく学生の習得を支援するうえで、適用可能な授業戦略を皆さんと共有するために、私はここにいます」と述べた。
「効果的な英語指導戦略を推進し、学生が新しい言語を学習するのに理想的な心構えを確立できる方法を知ってもらいたいと思っています」と、彼女はアラブニュースに語り、「学習体験において成功を大きく左右する、学生が学習プロセスを認識することの重要性」にも焦点を当てていると付け加えた。