



リヤド:アラブ連盟がジッダで第32回首脳会議を開催するにあたり、アラブの閣僚たちは17日の会議においてシリアのアラブ連盟復帰を歓迎した。
サウジ外相ファイサル・ビン・ファルハーン王子が議長を務める閣僚会議では、今週19日に開催されるアラブ首脳会議の議題案も議論され、採択される決定案が検討された。
シリアのファイサル・ミクダード外相は、バッシャール・アサド大統領が今週末の首脳会議に出席することを発表した。
会議でファイサル王子は、アラブ連盟のアフマド・アブルゲイト事務総長やほかの代表者たちとともにシリアのアラブ圏復帰を歓迎した。
サウジ外相はまた、世界の主要な課題に立ち向かうためにアラブの結束を呼びかけた。
ファイサル王子は、「われわれは、自国が直面する課題に対処するために新しい方法を考える必要がある」と述べた。
アルジェリアのアフマド・アッターフ外相はスーダンの騒乱に懸念を示し、停戦に向けたサウジアラビアの努力を支持することを改めて表明した。
両大臣は、国民の安全を確保するためにスーダンの停戦の重要性を強調し、この危機を内政問題として扱うよう求めた。
一方、アッターフ外相は、独立が達成されるまでパレスチナの大義を支援する努力を倍加するよう促し、イエメンの平和と安定を促進する努力をアルジェリアが支持することを改めて表明した。
「レバノン政府が危機を脱するために合意に達することを望む」とアッターフ外相は述べた。