
アディダスがCOVID-19危機の中、救援物資の提供を支援するため、カーボン社と共同で3Dプリンターを利用したフェイスシールドを製造する。
大手スポーツ用品メーカーが、同社の3Dプリンター製のフットウェアの製造を行っている会社と同じ企業、カーボン社と、カリフォルニア州に拠点を置く同社の製造施設で3Dプリンターを利用したフェイスシールドを製造するため、防護装備の製造を開始したと発表した。
現在、1週間あたり1万8,000個以上のフェイスシールドが製造されており、これは世界中の初期対応者と医療従事者に割り当てられる予定だ。
このチームは、革新的な鋳型を作り、一方で素材の使用量を減らし、プリント回数を増加させ、製品の全体的な快適性を高めるために、カーボン社の3Dプリンター製の格子構造を利用している。
カーボン社は、プリントファイルをそのネットワーク全体に開放することで、サポートも加速させている。
アディダスといえば、同ブランドは世界保健機関や赤十字、中国の複数の機関にも支援を提供してきた。同社によると、「さらなる救援活動に取り組んでいる」という。
この動きは、ナイキやクロムハーツ、ニューバランスなどのブランドの多くの同様の発表に続くものだ。例えば、アンダーアーマーは先週、コロナウイルスのパンデミックとの闘いを支援するために、折り紙風のマスクを開発した。