![有田は人気のポケモン・トレーディングカードに携わっていることで有名。(供給写真)](https://www.arabnews.jp/wp-content/uploads/2020/10/arita1-1024x955.jpg)
![有田は人気のポケモン・トレーディングカードに携わっていることで有名。(AFP)](https://www.arabnews.jp/wp-content/uploads/2020/10/000_1JK9AJ-1024x683.jpg)
アミン・アッバス、ドバイ
ポケモン・トレーディングカードゲームに20年以上携わっていることで有名な日本人イラストレーターの有田満弘がアラブニュースに対し、自身のインスピレーションとキャリアにおける経験について独占的に語った。
有田はファイナルファンタジーXIにも携わっており、劇場アニメ映画『ベルセルク』黄金時代篇I~IIIや本、雑誌のコンセプトデザインも手掛けた。
このイラストレーターはキャリアの始まりとして1996年に最初の仕事を見つけ、自分の可能性を試すためにアーチストになることを目指した。
「最初のプロジェクトがポケモン・トレーディングカードゲームでした。フリーランスのアーチストとしてポケモン・トレーディングカードゲームに携わったのは、私が初めてでした。今日まで24年間にわたり、その仕事に取り組んできました」と、彼はアラブニュース・ジャパンに語った。
有田はしばらくこの業界にいるが、キャリアを通して多くの困難な課題に直面してきたという。
「私にとって、ワークライフバランスは最も難しいポイントです。私は常に全力を尽くそうとするので、生活の残りの部分はめちゃくちゃになってしまいます」と、彼は説明した。
ポケモン・トレーディングカードに携わってきた長いキャリアにもかかわらず、有田は自分が他のプロジェクトにも取り組んでいることを人々に知ってもらいたいと話した。
「ポケモン以外にも多くの仕事に取り組んできたことを、みんなに知ってもらいたいと思っています。YouTubeでライブペインティングを定期的に行って、人々にアーチストとしての自分を知ってもらっています。ポケモンだけを描いているわけではありません」と、彼は言う。「ファイナルファンタジーXIおよびXVI、アニメ映画『ベルセルク』黄金時代篇3部作のほか、多くの本やゲーム、アニメのコンセプトデザインにも携わりました」
有田は、立ち上げを計画しているオンラインストアでオリジナル作品を販売することにも取り組んでいると付け加えた。
幼少期、恐竜が好きで恐竜の絵を描き始め、その後は『宇宙戦艦ヤマト』や『サイボーグ009』、サンライズが制作したロボット番組などのアニメや漫画を模写していたという。
「でも1つ選ばなければならないとしたら、大友克洋の『AKIRA』が漫画でもアニメでも一番です」と、有田は話した。