

シャムス・エル・ムタワリ
ドバイ: 日本のアートコレクティブ チームラボが、またしても没入型のイベントを一般公開した。「Walk, Walk, Walk Home」と題されたイベントは6月27日まで公開中である。
GINZA 456で公開中のイベントに参加するには、オンラインで時間帯を予約することができ、参加者は会場で様々なキャラクターの下絵が描かれた紙を渡され、それに色鉛筆で色をつけなければならない。
参加者が色付けした絵は、デジタル処理されて森の中を歩き始める。この映像はユーチューブでライブストリーミング配信され、それによって世界中から多くの人々がこのイベントに参加できるようになった。
公式ウェブサイトによると、チームラボは更に尽力して、観客が居間でくつろぎながら芸術鑑賞することを可能にした。またチームラボは、展示作品をテレビに映し出して家の装飾に使うことを人々に勧めている。
ウェブサイトには「自分のキャラクターを描く」というオプションがあり、これを選択すると画面にキャラクターの下絵が現れ、家にいても塗り絵をすることができる。
公式ウェブサイトは、「新型コロナによって世界が分断され、人々が孤立する中、KDDIとチームラボは、『通信』のチカラと『創造性』で、私たちの存在が世界に繋がっていることを祝うため、このプロジェクトを始めました」というイベントのメッセージを載せている。