
ルバ・オバイド
ジッダ:スペインの観光局は、サウジアラビアからの旅行者数を倍増させるための計画の一環として、サウジアラビアでのマーケティング専門担当者を任命した。
中東のスペイン観光事業のためのマーケティング及び貿易関係の責任者であるナムラタ・ローズ、2016 年にサウジアラビアからスペインを訪問した観光客は67,000 人だったのに対して、2019 年は90,000 人だったと述べた。
「私たちは、サウジアラビア王国からスペインに旅行する観光客の数を倍増させたいと考えています。パンデミックによって旅行が止まった前の2020年1月と2月には、2019年に比べて数が増えており、期待できるものでした。私たちは、サウジアラビア王国からの観光客は、どんな人でも、スペインで楽しむことができることをみつけられると思っています」と彼女はアラブニュースに語った。
サウジアラビアで国際的な旅行が5月に解禁されたときに、来訪者を増やすために、スペインの環境事業委員会はサウジアラビア王国での公式パートナーとして、国際的な観光事業のマーケティング会社であるAVIAREPS を任命した。
「スペインの観光事業がサウジアラビアの共同代表を任命したのがこれが初めてであり、サウジアラビアの市場との私たちとの関係をさらに深め、開発することを私たちがいかに重視しており、注力しているかを示すものです」中東向けのスペイン観光事業の事務局長であるダニエル・ロサドは声明で述べた。
AVIAREPS の中東・海外広報部門の副代表であるグレン・ジョンストンはこう述べた。「サウジアラビアからの国際的な旅行者が盛り返すことを見通して、私たちは今後数カ月で、数多くのマーケティングやPR事業を展開することを予定しています」
ドバイのアラビア旅行市場展覧会の主催者であるリード旅行展覧会に委託されて、YouGov が行った休暇の予定に関する全体調査によると、サウジアラビアの人々の46 パーセントは今年中に制限が緩和されれば海外に旅行するつもりであると言った。
調査は、新型コロナウイルスのワクチンに関して進歩が見られる前の昨年末に行われた。