
アラブニュース
アブダビ:サウジアラビアの軍事産業部門で事業を展開する国内外の企業の数は、2020年末までに70社に増加し、推定された投資額は240億SR(64億ドル)に相当する。
推定された投資額は、アブダビで開催された2021年度国際防衛展示会(IDEX)において、サウジアラビアの軍事産業総局(GAMI)が設けた展示館で火曜日に発表された。
サウジアラビア当局によると、昨年末までに国内外の企業70社に114の許可証を発行し、軍事産業部門での営業を許可したという。発行された許可証のうち57%が製造関係の許可証、25%が軍事サービスの許可証、18%が供給関係の許可証であった。また、81%は国営企業が占め、残りの19%は外資系企業と混合経営の企業である。
GAMIは、2030年までに国内の軍事装備やサービスに対する政府支出が50%以上を占めるように防衛部門の現地化を進める戦略の一環として、サウジアラビアの軍事・安全保障産業市場への投資家を支援し、参入を促進することを目的としていると述べている。
投資家は、オンラインのライセンスポータルであるlicensing.gami.gov.saを通じて、軍事機器、軍事サービス、軍事電子機器、軍事電子サービス、弾薬、および爆発物製造の6つの分野における許可証と軍事ライセンスを申請することができると当局は付け加えた。
GAMIは、サウジアラビア王国内において軍事産業を組織化し、円滑化を図り図り、許可証を交付する役割を負っている。また、当局は王国の戦略的独立性を高め、国家安全保障の基盤を強化し、経済的・社会的繁栄を支える防衛・安全保障産業の持続可能な軍事産業を開発することを任務としている。また、当局は、軍事産業を規制する上で極めて重要な役割を担っている。
IDEX 2021は日曜日に始まり、木曜日までアブダビ国際展示場で開催される予定である。