
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの軍事産業総局 (GAMI) は、数多くの軍事プロジェクトから恩恵を受ける企業を国内外から招くとともに、投資家が国内軍事産業にアクセスするためのデジタルプラットフォームを立ち上げる。
日曜日、GAMIは軍事産業の6つの分野で74件の投資機会を特定したと声明で発表した。
GAMIは、同局から承認され認可を受けた投資家と、国内産業プロジェクトをつなげる軍事産業マーケットプレイス (MIM) というデジタルプラットフォームを立ち上げた。
同局は、2030年までに軍事支出の50%以上を国内化するという王国の取り組み強化を目指して、軍事産業部門のサプライチェーンにおいてターゲットとなる機会を発表した。
「私たちは、国内化という面でたいへん短い期間で多くの領域をカバーしてきました。軍事産業部門のサプライチェーンとターゲットを絞った機会により、国内化の取り組みはさらに勢いを増し、軍事産業エコシステムを強化して、防衛市場における王国の役割を改めて示します」と、GAMIのアフマド・アル・オハリ局長は語った。
サウジアラビアは、軍事ハードウェアの輸入依存を減らすと同時に、王国内におけるより高付加価値な仕事を増やすために、防衛産業に多額の投資を行っている。
GAMIのデータによると、サウジアラビアの軍事部門で認可を受けた企業の数は、今年の前半に大幅に増加した。
同局は、認可企業の数が41%増加して計99社となり、そのうちの85%が国内企業となっていることを報告した。認可が付与された半数以上 (55%) は営業会社で、軍事サービスプロバイダーが24%、製品サプライヤーがその残りを占めている。