

ドバイの日本剣道クラブ「剣志会」は、アラブ首長国連邦(UAE)居住者に日本の現代武道を稽古する機会を提供している。
以前は「日本人会剣道クラブ」として知られていたが、剣道の師匠である片野文夫氏によって最近改名された。
同クラブの浜島・ユキさんはアラブニュース・ジャパンに、毎週日曜日にドバイ日本人学校で剣道の稽古をしていると語った。
「初心者向けと経験者向けの2つのクラスがあります。経験者クラスは剣道着を着て稽古をする人のためのクラスです。剣道の主な目的は、他人に勝ったり負けたりすることよりも、精神と肉体を鍛えることです」と浜島さんは言う。
「クラブを活性化させるためには、高段者の指導者と継続的な参加者が必要です。しかし、日本人駐在員の多くは赴任のローテーションがあり、数年以内にドバイを離れる可能性があります」
「また、剣道に興味を持ち、初心者クラスに参加する人はたくさんいますが、人を集め続け、防具を身につけられるようになるまでコンスタントに稽古をさせるのは難しいことです」と彼女は付け加えた。
浜島さんは、剣道剣士会クラブの参加者は剣道の新たな挑戦を楽しんでおり、近々アブダビ剣道クラブとの親善試合や合同稽古を計画していると語った。