
ダイアナ・ファラハ・ドバイ
新型コロナウイルスの世界的流行以降、マスクと手の除菌剤は人々の日常の一部になっている。
日本企業KOBEインターナショナルの扱うエアドクターという製品の日本テクノロジーが、コロナ禍で人気を博している。この製品は、着用者に専用の「パーソナル空気殺菌装置」を提供する携帯バッジだ。
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KOBEインターナショナルの中東支部研究開発部長のアリ・ハビブ博士によれば、エアドクターは、空気感染を防ぐことのできる二酸化塩素という強力な抗菌剤を使用しており、これをゆっくりと放出するのだ。
この製品は、「亜塩素酸ナトリウム(=NaclO2、二酸化塩素ガスの発生源として世界中で使われている)と、天然の無機物質もしくは天然ゼオライト」からできているとハビブ氏は述べた。
「エアドクターは、封を切るとたちまち内部で反応が始まり、二酸化塩素ガスが放出されて空気中に散布されます」と彼は付け加えた。
同社は空気感染型病原体に着目しており、コロナ感染拡大以降はこの製品の売り上げが伸びていると研究開発部長である彼はアラブニュース・ジャパンに語った。
「エアドクターは浮遊する病原菌を除去するものとして認可されています。評価・研究によって、エアドクターは空気感染リスクを93%から95%軽減できることが示されました」とハビブ氏は述べた。
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しかし「直接汚染の消毒や滅菌には、(他のタイプの)エアドクターを使うべき」だとハビブ氏は付け加えた。
エアドクターは、子供、妊婦、高齢者、看護師、医師にも使用可能だ。